こうしてGWは過ぎ去っていく

「休日のありがたみ」という感覚を忘れて幾星霜。

そう考えると、実は大して昔のことではないと気づいて少しだけがっかりするんだが、それはさておき今年のゴールデンウィークはよくリフレッシュができた。

まあリフレッシュといっても、取り戻すはずのフレッシュネスが失われるほど会社で酷使されていないし、気分転換するほど気分は損ねられていないので、そういう意味ではたとえ5日間休みがあってもイマイチありがたみに欠ける連休ではあった。

だからといってGWが楽しくなかったのかと問われればとても楽しかったと答えるし、明日への英気も養うことができた。

世間では曜日の並びが都合良い上にこの不景気とあって10何々連休だのとしゃれ込む人々もいるようだが、こちとら仕事を辞めない限りそんな休みは取れないだろう。

そう考えると、終わりつつある今年のゴールデンウィークがなんだかとてもかけがえのないものに思えてくる。

とても面白い言葉を聞いた。「憂鬱になる暇もなく休日が終わる」

これは今が充実している証しなのか、それとも休日を十分満喫できていないことの裏返しなのか、はたまた癒さねばならぬほどには心身が疲れていないということを意味するのか。


いずれにせよ、こうして今年のゴールデンウィークは過ぎ去っていく。そう、ぼくの手の届かない、遥か遠くへ。