「ゴキジェットプロ」考

仕事を始めたらこのブログを閉鎖しないといけないんじゃないか、そう真剣に悩んでいるsyatehuです。社内規則で個人HPの所有が禁じられているというので。SNSなどをやっていない自分にとっては、これが唯一の日常伝達手段だったのだけれど。

それはともかく、久しぶりにブログを書こうとしていたら、思わぬインベーダーに執筆活動を中断された。せっかくなので、途中まで書いていた真面目な内容は破棄し、その侵入者について記したいと思う。


窓を開け放っていたからなのか、羽虫が鈍い羽音を立ててぼくの部屋へ進入してきた。その羽の音がやたらと低いのと、何よりそのシルエット、そして移動速度から鑑みて大型の昆虫であることが見て取れた。

ひとしきり部屋中を飛び回った後、蛍光灯へ着陸したその姿は、想像以上に巨大で不気味であった。

小さい羽虫ならティッシュなどで包んで捨ててしまうのだけれど、それが憚られる大きさである。

そこで仕方なく、アース製薬籠中の「ゴキジェットプロ」を手に取り、ターゲットへ向けてほんの1、2秒噴射した。

そのおそらくアブは、急に力を失ったようにへなへなと地上へ落下する。驚くべきこの威力!

なにせメインターゲットであるゴキブリでさえ、数秒吹き付けるだけでノックアウトさせてしまうのだ。

ぼくはこれを、1度だけ自分の目と口に入れてしまったことがある。そのときは悶絶した。眼球とのどを刺すような痛みがしばらく続いていた。


“秒速ノックダウン”のキャッチフレーズは伊達じゃない。これぞプロの技。