夏の終わり

栃木県民の夏は、今年も早々に終わりを告げた。

夏の全国高校野球。栃木県代表の白鴎足利高校。

正直に言おう、勝利を期待していたと。

しかし、試合開始わずか10分足らずで予期せぬ3ランを浴びる。

外そうと高めに投げたボールが、返って打ちごろだったようだ。

県大会6試合全てに登板しわずか6失点のエースが、まさかの痛打。

その後も攻撃の手は緩まず、終わってみれば11-3の大敗。

残念至極である。

だけど、こうも考えられる。毎年のように栃木県代表は甲子園で勝利できない。わずか1勝、されど1勝。この壁が、厚い。

だから、10年に1度現れるかどうかと言われる銀河系チームの快進撃を、常勝校のある地域に住む人々以上に、興奮の眼差しをもって迎えること、禁じ得ないのだと。


ふと気づいてみれば、今日は立秋。いつか長い夏を、せめて暦の上で季節を跨ぐくらいまでは、熱い夏を感じていたい。


なにはともあれ、選手や応援団の皆さん、おつかれさまでした。







って、われながら寒いよ、もう。いつもはまたいでるし。


【追記】来年はわが母校がやってくれると信じています。