どじょうの福田内閣

グラビアアイドルのMEGUMIさんが結婚されるそうです。

はーん。で?

お相手はDragon Ashの隆谷さんという方です。

ふーん。それで?

しかもできちゃった結婚だそうですよ。

ほーん。だからそれがどうしたのさ?

要するにぼくにとってはどうでもいいことなんです。


下世話な推測は控えます。末永くオシアワセニ。


北海道洞爺湖サミットがいよいよ開幕です。なんだかいつの間にやら始まってしまったね。

福田首相は、誰が言い出したのかまったく不明ではありますが、外交が得意だそうですので、ぜひその能力をいかんなく発揮して、山積する課題に解決の道筋をつけていただきたいとおもいます。

ここで実績をあげることができれば、政権も少しは持ち直すのでしょう。しかしそれが叶わなかった場合、自民党内で福田下ろしの動きが加速するかもしれません。

とまるで新聞記事をなぞったようなコメント。

前にも少し書きましたが、福田内閣という飛行機は地上すれすれの超低空を這っているにも関わらず、奇妙な安定感があるように見えます。

そこにはいくつかの理由があると思うのですが、ここではぼくの独断による以下の6点を指摘しておきます。

1.福田首相自身に敢えて採り上げるほどのスキャンダルが無い(ように見える)

2.内閣自身の作為・不作為による目だった失政が無い(ように見える)

3.民主党の目に余る拙攻

4.ポスト福田が不在

5.総主流派的な自民党

6.衆議院で3分の2超を占める与党の勢力

よくポスト福田は麻生なんて言われていますが、実際のところ、自民党内で本気になって麻生太郎を次期総理として担ごうと考えているのは、ごくわずかの保守派しかおりません。

そして政治的なイデオロギーが右にやや傾く彼はどうも敬遠されがち。少なからずクセがある。

ムード右翼の連中にはたまらないんでしょうけど。

国民的な人気が高いようにも見えるので、実際のところどう転ぶか、ぼくなんかには想像がつきません。


政治評論家の屋山太郎氏は、福田政権のこの様子を「どじょう」と評しています。

つかもうにもつかめない(首相の座から下ろそうにもおろせない)。角にきても丸まってしまう(問題をのらりくらりとかわす)。

そして案外と福田内閣は持つんじゃないか、とも。


さあどうなるやら。サミットの行方をしかと見守るとしましょう。