似非エセー

次善による最善な生き方

おとついのことだったか、そら恐ろしい夢を見た。夢の中の自分は就職のことで大きな悩みを抱えている。某巨大通信企業より内定をもらい、その会社へ就職する意志を人事に伝えたものの、本当にそれでよかったのかと葛藤している。本当は別に行きたい会社があ…

「梅雨」

雨露に濡れたあじさいのはなびら。葉をゆったりと這うかたつむり。その様子を真剣なまなざしで見つめる子ども。母親が早く来なさいと急かしたてる。日本の梅雨にありふれるのどかな光景。しかし残念ながら、そのような牧歌的な情景ばかりではない。極めて残…